『I Love Times(I Love Type Vol.8)』
TwoPoints.Net編
誰もが毎日目にしている書体「Times」を、世界のデザイナーはどう使ったのか。
英国の新聞『The Times』の依頼で1931年に生まれ、Microsoft Wordなど多くのソフトの標準書体にもなった、いわば「ありふれた」書体。その上品さと「デフォルト」らしさを、ポスター、アートカタログ、ブランドのタグへと広げた作例を集めた一冊です。
掲載されているのは例えば
・スイスのフェス「B-Sides Festival」のポスターシリーズ(2011年、Felix Pfäffli)。出演者の名前ごとに、誰でも投稿できた画像を敷き詰めた、圧巻の見開き。
・フランスのアーティスト Monsieur Julien Martin の初個展カタログ(p.100-101、2012年)
上品さと「デフォルト」らしさを併せ持つ書体として、Timesが選ばれたと語る。
・ファッション業界のセールスエージェンシー Flying A のビジュアルアイデンティティ(p.74-75、デザイン:Homework)
織りネームや下げ札、ハンガーまで展開。
・韓国の展覧会の告知(p.120-121)
ハングルと欧文のTimesが並ぶ。
・バルセロナのCCCBで開かれた、Martin Parr展「Souvenir」の告知ポスター。
ほかにも多数掲載されています。
「I Love Type」は、書体を1つだけ選び、その書体が今のデザインでどう生きているかを記録するシリーズ。小口と背は水色で、並べて飾りたくなる装丁です。
◻︎古本
表紙にわずかな反りがあります。
全体的に使用感はありますが充分にお楽しみいただける状態です。


