
「10セントの意識革命」片岡義男
晶文社創業55周年記念企画 第一弾
――今こそ、片岡義男!
ぼくのアメリカは、10セントのコミック・ブックだった。そして、ロックン・ロール、ハードボイルド小説、カウボーイ映画。50年代アメリカに渦まいた、安くてワクワクする夢と共に育った著者が、体験としてのアメリカを描いた評論集。私たちの意識革命の源泉を探りあてる、若者たちのための文化論。
1973年の初版から約40年の時を経て、片岡義男ファン待望の初期作品群がオリジナル・デザインのまま復刊。
☆ほか、『ロンサム・カウボーイ』、『町からはじめて、旅へ』の2冊も同時復刊!
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【目次】
Ⅰ アメリカの1950年代
なぜいま1950年代なのか/ロックンロール・ミュージック/全能の神が、領域を拡げよと言う/ジェームズ・ディーンの赤いジャンパー/私立探偵はいかに廃業したか?/あるひとつのピーナツバター論
Ⅱ 漂泊者のためのバックグラウンド・ミュージック
ごく個人的な文脈で書くカントリー/ロックンロールの宇宙志向に関する僕好みのご案内/丘の上の愚者は、頭のなかの目でなにを見たのだったか/エルヴィス純粋記号論/ブルースに死んだジャニス・ジョプリン
Ⅲ 『マッド』自身はどのように円環を描いたか
Ⅳ ニューヨークからカウボーイ・カントリーへ
西37番通り・ブロードウェイ交叉点/赤さびだらけの自動車への共感/プリムス・ヴァリアントはトレーラー・タンクからなにを学んだか/道路と荒野の袋小路/ターザンの芸術生活/ポケット・ビリヤードはボウリングなんかよりずっと面白い/カモに手加減する馬鹿はいない/仕事するよりずっとましだよ/とおりすぎるはずだった小さな町/トム・ミックス――アメリカのチャンピオン・カウボーイ
晶文社HPより
古本のため、傷み・ヤケ等がございます。
ご理解のうえお買い求めいただきますよう宜しくお願い申し上げます。
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