一滴の黒
Price ¥2,640
一滴の黒 Traveling Tribal Tattoo / 大島托、写真:KENTA UMEDA
日本を代表するタトゥーアーティスト・大島托が、世界各国のトライバルタトゥー文化、歴史、民俗を深く掘り下げた一冊。
タトゥーに込められた本来の意味を論じ、世界のタトゥーを文化論として研究、人類学的な記録としても楽しめます。
写真家・ウメダケンタさんによるモノクロのタトゥー写真も非常に美しいです。
漆黒の装丁に、貴重な著者サインも入った一冊となっております。
四六判/400ページ
(以下、公式ページより)
この本は新しいタトゥーの時代を開こうとしている。自然力を封じ込めた美しい呪的紋様を直に皮膚に彫り込み、深く身に纏う。トライバルタトゥーは人間と自然の間に力強い美の通路を開く。21世紀の都市的文明を生きる人類が見出した新しいコスチューム!――中沢新一(人類学者)
バックパッカーの旅費稼ぎから始まった彫師としてのキャリアは、やがて世界の民族刺青を求めるフィールドワークに発展し、さらに時空を超えて縄文へと繋がる。
日本を代表するタトゥーアーティスト・大島托が、トライバルタトゥーをめぐるリアルな習俗と歴史、そして現在を描き出す旅の記録。
[著者]
大島 托|Taku Oshima
1970年、福岡県出身。タトゥースタジオ「APOCARIPT」主宰。
黒一色の文様を刻むトライバル・タトゥーおよびブラックワークを専門とする。世界各地に残る民族タトゥーを現地に赴いてリサーチし、現代的なタトゥーデザインに取り入れている。2016年よりジャーナリストのケロッピー前田と共に縄文時代の文身を現代に創造的に復興するプロジェクト「縄文族(JOMON TRIBE)」を始動。