常設展へ行こう!
Price ¥2,750
常設展へ行こう!
奥野武範/取材・文・構成
学芸員さんに常設展への「愛」を聞いてみたら...
初心者でも100倍楽しめるようになる
所蔵作品&コレクションの哲学が詰まってた!
◎装画&スペシャルゲスト/和田ラヂヲ(ギャグ漫画家)
◎寄稿エッセイ/和田彩花(アイドル)
珠玉の20世紀美術を堪能できる富山県美術館。
シャガールの巨大な舞台背景画に圧倒される青森県立美術館。
世界で唯一、モネから直接購入した《睡蓮》が見られる国立西洋美術館。etc.
全国12の美術館・博物館に常設展についてインタビューした
「ほぼ日」人気連載が、パワーアップして一冊の本になりました。
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美術館の特別展や企画展には多くの人が集まります。
一方、同じ美術館の常設展には……あんまり人がいません。
多くの場合、特別展チケットの半券で入れるのに。
有名な人気作家の作品がかけられているのに、です。
かくいう私も、わざわざ常設展を見に行くようなことは滅多にありませんでした。
それはじつに「もったいないことだった」と、いまでは思います。
各館の常設展で見る所蔵作品にこそ、創設者の思いや設立の経緯、収集の哲学が見てとれる。
何より、作品ひとつひとつに対する「誇り」や「愛」がにじみ出ています。
学芸員さんの口ぶりから、わかるんです。
みなさん、とっても「じまんげ」だから。
そして、学芸員さんの「じまん話」ほど、気持ちよく聞ける「じまん話」はないと感じます。
※版元サイトより